自分でできるフローリングの凹み補修方法|傷の状態別にDIYの手順を解説

フローリングに小さな凹みや傷ができてしまったとき、
「業者に頼むほどではないけれど、自分で直せないかな?」
と思うことはありませんか?
家具を動かしたときの小さな凹みや、子どもがおもちゃを落としてできた浅い傷などは、状態によっては市販の補修材を使って目立ちにくくできる場合があります。
ただし、フローリングの傷なら何でもDIYで補修できるわけではありません。
凹みが深い場合や、表面が削れている場合、木目まで欠けている場合は、補修材を塗るだけでは自然な仕上がりにならないこともあります。
今回は、和歌山を中心に住宅補修を行っているアトムリペアが、自分でできるフローリングの凹み補修について、傷の確認から補修材の選び方、具体的な作業手順までご紹介します。
まずはフローリングの凹みの状態を確認
DIYで補修する前に、まず傷をよく確認しましょう。
同じ「凹み」に見えても、実際には状態が異なります。
表面が押されて凹んでいる
物を落としたり家具をぶつけたりして、フローリングが押されて凹んでいる状態です。
表面の傷みが少なければ、比較的簡単な補修で目立ちにくくできる場合があります。
表面が擦れている
家具の移動などによって、表面に擦り傷ができている状態です。
浅いものであれば、補修ペンや補修クレヨンなどが使える場合があります。
表面が削れている
フローリングの表面が削れ、下の素材が見えている状態です。
この場合は、単純に色を塗るだけでは補修箇所が目立ってしまうことがあります。
深く凹んでいる・欠けている
床材そのものが大きく凹んでいたり、一部が欠けていたりする状態です。
このような傷はDIYの難易度が高く、専門的な補修が必要になることがあります。
フローリングの凹みを自分で補修する方法
ここでは、比較的小さな傷や浅い凹みを想定した方法をご紹介します。
用意するもの
補修する傷の状態によって必要なものは変わりますが、一般的には次のようなものを使用します。
フローリング用補修クレヨン
フローリング用補修ペン
補修用パテ
柔らかい布
シンナー
ヘラ
マスキングテープ
すべてを用意する必要はありません。
傷の大きさや深さに合わせて選びましょう。
STEP1 補修箇所をきれいにする
まず、傷の周囲にあるホコリや汚れを取り除きます。
柔らかい布などシンナーを含ませ軽く拭き、乾いた状態にしておきましょう。
汚れが残ったままだと、補修材がうまくなじまなかったり、補修後に汚れが目立ったりすることがあります。
STEP2 フローリングに合った色の補修材を選ぶ
DIY補修で意外と難しいのが「色合わせ」です。
フローリングは単純な一色ではなく、木目や濃淡があります。
そのため、床に近い色を一色塗っただけでは、補修した部分だけが目立つことがあります。
できれば床の色に近い補修材をいくつか用意し、目立たない場所で色を確認してみましょう。
最初から濃い色を入れすぎず、少しずつ色を足していくことがポイントです。
STEP3 補修クレヨンなどを凹みに入れる
浅い凹みや傷であれば、フローリング用の補修クレヨンなどを使用します。
凹んだ部分に少しずつ補修材を入れていきます。
一度に大量に入れるのではなく、
少し入れる → 表面を確認する → 足りなければ追加する
というように、少しずつ作業しましょう。
STEP4 余分な補修材を取り除く
凹みが埋まったら、周囲にはみ出した補修材を取り除きます。
ヘラなどを使う場合は、フローリングの表面を傷つけないよう注意してください。
力を入れすぎず、少しずつ表面を整えます。
STEP5 木目を合わせる
補修材で凹みを埋めても、補修箇所が単色になっていると、そこだけ目立つことがあります。
その場合は、補修ペンなどを使い、周囲の木目を参考にしながら模様を調整します。
ここがDIY補修で特に難しいポイントです。
「傷を埋める」ことと「自然に見せる」ことは別の作業です。
床の木目をよく観察し、周囲の模様から浮かないように調整してみましょう。
STEP6 少し離れた場所から仕上がりを確認する
最後に、補修箇所を少し離れたところから確認します。
近くで見ると気にならなくても、立った状態や部屋全体から見ると補修箇所が目立つことがあります。
自然光や室内照明など、違う条件でも確認してみるとよいでしょう。
深い凹みには補修用パテを使う方法も
補修クレヨンなどでは埋めきれない凹みの場合、フローリングに使用できる補修用パテを使う方法もあります。
一般的には、
凹みを埋める↓表面を整える↓床の色に合わせる↓必要に応じて木目を再現する
という工程になります。
ただし、パテを使った補修は難易度が上がります。
特に凹みが大きい場合や、木目を再現する必要がある場合は、補修した部分だけが目立ってしまうことがあります。
アイロンや水を使う補修方法には注意
フローリングの凹みについて調べると、「濡れたタオルを置いてアイロンをかける」といった方法を見かけることがあります。
木材の性質を利用した方法として紹介されることがありますが、すべてのフローリングに適した方法ではありません。
フローリングには、表面の塗装や化粧シートなど、さまざまな種類があります。
熱や水分によって、
変色
表面の膨れ
塗装の劣化
床材の変形
などが起こる可能性があります。
床材の種類やメーカーの注意事項を確認せずに、いきなり熱や水分を使った補修を行うのは避けたほうがよいでしょう。
DIYで補修するのが難しいフローリングの凹み
次のような場合は、無理にDIYで補修せず、専門業者への相談をおすすめします。
深く大きく凹んでいる
表面だけではなく床材そのものが大きく変形している場合、簡単な補修では対応できないことがあります。
フローリングが割れている
割れや亀裂がある場合は、表面を補修するだけでは十分ではない場合があります。
表面が大きく削れている
床材の表面が広範囲に削れている場合、色を合わせるだけでは自然な仕上がりになりません。
木目が欠けている
木目の再現が必要になるため、DIYでは難易度が高くなります。
目立つ場所の傷
リビングの中央など、普段から目につく場所の場合は、最初から専門業者に依頼するのも一つの方法です。
実際のフローリング補修事例
ここでは、アトムリペアが実際に行ったフローリング補修をご紹介します。
DIYで対応できる小さな傷がある一方、深い凹みや表面の削れなどは、専門的な補修技術が必要になることがあります。
施工前

補修前の状態です。
まず傷の深さや表面の状態、周囲のフローリングの色や木目を確認します。
補修中

傷の状態に合わせて補修を進めます。
補修材を入れるだけではなく、周囲の床となじむよう色や木目を調整していきます。
施工後

補修後の状態です。
補修前と比べて、凹みが目立ちにくくなっています。
フローリング補修で大切なのは、単に傷を埋めることではありません。
「補修した場所が周囲の床から浮いて見えないこと」
を意識して仕上げることが重要です。
DIYで失敗しやすいポイント
フローリングの補修を自分で行う場合、特に注意したいのが次の3つです。
1.色を一色で合わせようとする
フローリングには木目や濃淡があるため、一色だけでは補修箇所が目立つことがあります。
2.補修材を入れすぎる
「埋めれば直る」と考えて大量に入れると、表面を整えるのが難しくなる場合があります。
少量ずつ作業しましょう。
3.いきなり目立つ場所で試す
初めて補修する場合は、補修材の色や仕上がりを確認してから作業することをおすすめします。
自分で直すか、プロに任せるか迷ったら
小さな傷や浅い凹みであれば、DIYで目立ちにくくできる場合があります。
一方で、
「思ったより凹みが深かった」
「補修材の色が合わなかった」
「木目を合わせるのが難しい」
ということもあります。
特に、補修した場所をできるだけ分からないように仕上げたい場合は、専門業者への依頼を検討してみてください。
アトムリペアでは、傷の状態を確認したうえで、どのような補修が適しているかを判断しています。
和歌山県内のさまざまな地域からご相談いただいています。
アトムリペアでは、和歌山市を中心に、
海南市・有田市・御坊市・田辺市・岩出市・紀の川市など、和歌山県内の各地域
からの住宅補修のご相談にも対応しています。
また、和歌山県に近い大阪南部エリアについても、
阪南市・泉南市・泉佐野市・岬町・熊取町や大阪市内・京都市内など
からの補修についてご相談いただけます。
対応可能なエリアや出張については、補修内容や場所によって異なる場合がありますので、まずはお気軽にお問い合わせください。
アトムリペア 上芝
